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2020年5月3日日曜日

引用ノック1046:

 …学期  行動のようす              

    目 標        良い ふつう 気をつけましょう
 生活態度 礼儀正しさ        ○          
    計 画 性                  ○
    積 極 性                  ○
    協 調 性                  ○
   誘惑に負けない公平な心             ○
  勉強への意欲       ○

(小田扉『こさめちゃん 小田扉作品集』「話田家」「第3話/姉の一日」「あゆみ」 講談社、2001年)

2020年4月21日火曜日

引用ノック1044:弓子シリーズ

(はる)は長雨(ながさめ)
どうして
こんなにふるのか
さっぱりわからない

どうして急(きゅう)
だれも
いなくなったのか
さっぱりわからない

だめだ
ポリバケツの
ふたを
あける力(ちから)もないや

(中略)

人間(にんげん)には二(ふた)つのルート
ひとつは人間(にんげん)の形(かたち)をした普通(ふつう)の赤(あか)んぼうから
大人(おとな)の人間(にんげん)に成長(せいちょう)するルート
もうひとつは
(ねこ)がある時点(じてん)で変身(へんしん)して
人間(にんげん)になるルートがあって


その双方(そうほう)とも人間(にんげん)から生(う)まれてきたものと
(かた)く信(しん)じている

(大島弓子『綿の国星 第1巻 シルク・ムーン プチ・ロード』 白泉社文庫、1994年)

2019年11月21日木曜日

引用ノック1038:

プロ野球が16球団になりました
ここはセ・リーグに増えた
2球団の1つである
新潟(にいがた)ドルフィンズの
ホームグラウンド
ハードオフエコスタジアム新潟

そしてそこから鳥屋野潟(とやのがた)
挟んだところに
鳥屋野潟少年野球場があります

その野球場のライト後方の
畑の片隅にポツンと
女池(めいけ)少年野球クラブの
小屋があります
(ザー ザー ザー)
(ザー ザー)
(カキーン)
「ああ~~」
「すっげえ────」
(ワー ワー ワー ワー)

(水島新司『ドカベン ドリームトーナメント編 1』 2019.8 秋田文庫)

引用ノック1037:

ふんだんに刺繍の施された布は
時に貨幣以上の価値を持つ

作り手の社会的地位と帰属を表し
その人となりを物語る

特別な1枚は特に入念に仕上げられ
受け継がれるその家独自の文様には

気が遠くなるほどの時間と手間と…………

(中略)

とはいえその姿には
気負ったところは見られない

談笑しながら針を刺し
仕事の合間に糸をつむぐ

そうするのが当たり前で
ごく日常の風景であり

つまりは生活である

(スミスのノート: 森薫『乙嫁語り 2』「十話」 2010年、株式会社KADOKAWA)

2019年11月17日日曜日

引用ノック1035:グロフの時計

「時計ぬすんだの ぼくです」
「では返してくれ」
「こわくなって沼にすてました」
(中略)
「そのうえの窓も全部あけてくれ いい陽気になってきたな」
(カタ)
「ひょんな話だが昨夜お茶を飲んでたらなくした時計が出てきた 意外なとっから見つかるもんだ」

(萩尾望都『ポーの一族─2』「小鳥の巣」1973年5月 :1988年、小学館叢書ほか収録)

2019年10月9日水曜日

失念と歴史

ふりむいて裕の『川沿い』、
あるいは映画『メメント』、西尾維新原作&浅見よう漫画『掟上今日子の備忘録』あたり(未見&未通読)。
もしくは高橋源一郎『ペンギン村に陽は落ちて』の終盤辺り、どこかの部分。

単位を個人(個体)にとるか、集団にとるかで変わってくるかと思うけれど、
数時間一日から、数十年~数百年数千年位まで幅の取り方あると思うけれど、
記憶と歴史ってのも、どこか似てると思いませんか。

随想ですな。

2019年10月2日水曜日

引用ノック1030:

「死にそこなって目が覚めたよ」
「義理とか人情とかなんの役にも立たん……とな。」
「あンた。」
「なんだ?」
「流されたな……時代に。」
「哀れな奴。」

(能條純一『哭きの竜 ~Genesis~』 小学館 2017年)

2019年8月24日土曜日

引用ノック1026:

「チッ!!」

(真鍋昌平『闇金ウシジマくん』46巻 「492話 ウシジマくん 78」)

2019年8月19日月曜日

引用ノック1022:

「勉強もだめ、スポーツもだめ、じゃんけんさえ勝ったことがない。」

(セワシくん: 藤子・F・不二雄『ドラえもん』第1話「未来の国からはるばると」 1974年 小学館)

2019年8月5日月曜日

引用ノック1019:

だれか
もつれた糸をヒュッと引き
奇妙でかみあわない
人物たちを
すべらかで
自然な位置に
たたせてはくれぬものだろうか

(大島弓子『バナナブレッドのプディング』 白水社文庫、1995年)

2019年8月1日木曜日

引用ノック1015:

(なんて顔だ……/まるで怒りのかたまりだ)
「さっきのは……あてずっぽうっか…………」

(新一、後藤| 岩明均『寄生獣』10巻 「第62話 朝」 アフタヌーンKC(講談社)、1995年 )

引用ノック1012:

(こういう青春もまたよかろうづらぜ)

(殿馬一人: 水島新司『ドカベン』31巻 秋田書店、1978年初版)

2019年4月30日火曜日

引用ノック1004:

「おはよう」

(岩明均『寄生獣』「第46話 となり町の公園」 講談社(アフタヌーンKC―76)、1994年)

2019年3月29日金曜日

ビアポンと今井

ジェフ・ベゾスが学生時代にピアポンを好きだったという話がある。

ビアポンというのは、ビールとピンポンが語源だったような。
ピンポン玉を順番に紙コップに放り込んで、外した奴は飲む。もしかしたら逆で、入れたほうが飲めるのだったかもしれません。
いずれにせよ、これが基本ルールで、全く、ただそれだけのゲーム、もしくはスポーツであります。

ベゾスのピアポン好き、評伝を読んで一番の収穫はこれでした。


今井雄太郎。確か完全試合も達成していた筈ですが、景気付けに酒を飲んでマウンドに上がり、酒仙投手なんて呼ばれていたような。
『俺たちの旅』の部長、あるいは刑事ドラマに出てくる悲哀を帯びたゲスト犯人顔。もしくは蟹江敬三。
(タイプは違うけれど、『幻に賭けろ』の理論家今井と通底する何かがあるのかもしれません。)

大野雄大という、大問題大注目投手がいるのですが。
喋れば喋るほど調子が出てきたという逸話を持つ広島の背番号40、勝てば勝つほど酔わされていくピアポン、これらに因んで、大野も喋りながら投げていくというのはどうだろうか。
桑田が呟いていたのはよく目にしましたが、雄大の(おそらく)くだらないマシンガントークと共に、ピッチングも楽しめるなんて最高じゃありませんか。(出囃子はスキャットマンジョンか「恋とマシンガン」あたりどうでしょう。)
好投が続いたら、ロージンバッグの横は無理でも、ベンチ裏へ、キンキンに冷えたアサヒスーパードライが仕込まれる。
サイコロを振って、出た目の数だけリクエストできる(あるいはそれが一イニングに許容されるアウトの数になる)など、プロはともかく草野球なら随時、ランダム要素を入れると楽しい気がしますが果たして。

菅野は、あの未だに予備校通ってそうな風貌が別だったら、菅野本人に対する誘惑は数百倍だったと思いませんか。

このエントリ(投稿)は長くなったので、開幕前に各球団寸評を投下できれば。

外野手が飽和状態になりやすいのを見てると、あぶれ者で作った13番目の球団とかロマンがありますな(唐突な落雷イベント付き)。

2018年12月31日月曜日

引用ノック1001:

(前略)
 20代後半の頃、俺は渡哲也を恨んでいた覚えはある。なぜ俺の中にこんなシステムが……人造人間キカイダーことジローの良心回路にも似た「渡哲也回路」が俺にも埋め込まれているわけである。(……)
(中略)
それが渡哲也システムを導入する前からあったのか、それともこれこそがそのシステムなのか、今となってはもうわからない。


(中略)
日本旅行のツアー商品、その主力シリーズが「赤い風船」という名前だったのであります。わざわざこの本の大団円に記す必要があるのか、ということになりましたら、ま、ないですな。
(後略)

(杉作J太郎『ボンクラ映画魂 完全版 燃える男優(オトコ)列伝』 徳間書店、2016年)

2018年12月29日土曜日

引用ノック0997:

得るものと失うものの物語であることは最初から決めていたのだ。

(近藤ようこ『水鏡綺譚』「あとがき」 青林工藝舎、2004年)

2018年10月11日木曜日

引用ノック0975:

「月がなければ本当のまっ暗闇だな……」

(岩明均『寄生獣』10巻 講談社、1995年)

2018年3月15日木曜日

引用ノック0963:

「…MITの哲学助教授 ブラッド・スコウは 時間は流れず むしろ止まっていると述べた。」
「映画のフィルム 一コマ一コマがチューブの様につながっていると想像して欲しい。」
「過去、現在、未来は固定され全て同じ時空に存在しているのだ。」

(とよ田みのる『金剛寺さんは面倒臭い』1巻 小学館、2018.3)

引用ノック0960:

≪青木が原樹海

富士溶岩流の上に
ひろがっている原始林。
特に紅葉台からの
ながめはすばらしく、
”大自然”とよぶに
ふさわしい
圧倒的な迫力を
感じさせる。≫

(後略)

(「ポストの中の明日」『藤子・F・不二雄少年SF短編集=2』 小学館コロコロ文庫、1996年ほか所収)