この運動[十九世紀ロシアにおける自由思想的運動]に飽くまで「否定」の叱声をあげたドストエフスキイに或る欠陥ありとすれば、それは、あらゆる偉大な芸術はその選択せる対象のすべてに「否定」を下してはならず、すべてを歴史の現実過程の裡に眺め、作家の理想の枠中に把握し、意味づけ、すべてにその芸術的「肯定」を呼びかけなければならぬ点についてである。(『偉大なる憤怒の書』「虚無主義」)
2.黙示録についてのシャートフの言及。
『生活の精神は──<生ける水の流れ>であって、黙示録はその涸渇のおそろしさを極力警告している。』(同上書、「偉大なる憤怒の書」)
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