鍵盤一打H271121土：久運など

三五二

　ひさびさに運動してきた。軽運動だが、まあ第一イオン化エネルギーが高いのと同じで。アバウトな喩えご容赦ねがいたい。はやめに乗った体重計は身体年齢横ばい。まあそう容易く我が”ボディ”も戻らないよね。気分はすこし晴れやか。にしても秋晴れでしたねえ。

　前野健太のアルバムを聞いている。「コーヒーブルース」が入っているやつ。『トーキョードリフター』一本で食っていくのは辛いというか無理だろうけど、同じ時代にこういう作品があるのはいいねえ。各人こころにそういうものがあるんだろうけど。寧ろ俺はそういうのを余り保持してない方だろう。の割りにウジウジしている。そのことはあっさり認めたい。

　昨夜は頑張ってアメリコ・コカストロの『セルバンテスの思想』を読み終えた。得る所大きかった。これで、おそらく、『ドン・キホーテ』は物見遊山な読書にならずに済むだろう。（読みを人と分かち合うレベルの準備まで出来るかどうか。体力と精神力しだいか。ウナムーノ、オルテガも目を通したいが、レジュメ作れるんか。打てば響くであろう面子がいるが、とっぽさもありストレートには表現しないからな。……まあ、大著かつ入り口狭いので、状況によっては読書会でのテキストから弾く手もあるだろう。）

　これから『ハートレス・レッド』と『不在の騎士』が待機している。安易に後者みたいな重めの小説に着手するのやめよう。そもそも『ホワイト・ジャズ』全然読めてない本末転倒ぶりよ。

　帽子を失くした。室内にあるかもだが、これはキャップによる部屋整頓指令か。掃除機もそろそろかけよう。

　バニラビーンズのワンマン。財布の事情から、断念。今は交通費も中々出しづらい。兵站的戦場で生き延びねばならない。長期的に、うまくいきますように。

　心の荒みを警戒しつつ、徐々に負荷を増やして行きたい。一方的であれ敬愛する人物が道を外しそうな時、一歩踏み出せるだろうか。というようなことを半分寝たような体勢でタイプして流して今日は終わり。（アルバムも終わった。）