2012年8月29日水曜日

大英博物館『古代エジプト展』(@六本木ヒルズ)感想

以下、雑感を箇条書きで。

・オシリス神による審判で、「罪悪の否定」という生前の罪を否定する儀式があるんだが、そこでは「心臓に沈黙せよ」と言い聞かせているのだ、という解説があり、面白かった。ちょっとかっこいいフレーズだ。「心臓よ、沈黙せよ」とか。

・審判の前、心臓が自分に不利な証言をしないよう、かける呪文が存在するという点が興味深い。

・動物がサクサク出てくる。(キリスト教との対照。仏教は割と動物出てくるイメージ)
・男の棺に若い女性が入っているのが解析により判明、というのもあった。影武者? 妄想喚起する。
・(古代エジプトでは)死者に害を与えることもできた、というのが斬新というか不意を突かれた。
・「泣き女」たちの存在。
・ジャッカルとオシリス
・ヒヒの像(と修正されたフレスコ画の類似)
・オバQ似の人物→解説:「何を表しているのか定かではない。」

(参考課題図書→ヘロドトス『歴史』)

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