2012年1月4日水曜日

日記:年末、新宿タワレコ10F(仮);アップリンク、荒木飛呂彦、落語

年末、たしか30日に『BUBKA』と『papyrus』を買いに新宿タワレコ10Fフロアへ行ったのだが、いくつか気づいたことがあるので記しておく。
と硬い感じで始まりましたが、以下、軽い内容です。

まず、初耳のひとには少し違和感あるかもだけど、タワレコ(店舗による)では、月刊誌『BUBKA』が買えるのだ。
(ちなみに今の『BUBKA』はアイドル・プロレスを中心にしたサブカル誌(ほかにラーメン特集、アウトローの噂、今号には吾妻ひでお氏のイラストや愛甲猛氏の野球批評も)になっていて、(一昔前の)パブリック・イメージである「えげつない芸能スキャンダル誌」とはかけ離れた、云うと照れくさいけど、けっこう愛に満ちた熱量の高い雑誌なんですよ。)

んで、フロアに入る前から飲み終えた「カフェラッテ」のペットボトルを右手に持っていてゴミ箱の見つからない、ヴィンセント=ギャロの『バッファロー ’66』状態だったんですが。
そのまま右手にペットボトルでふたつ、みっつと書籍を手に取るうちにだいぶ苦しい体勢になってたんでしょう、店員さんが疾風のごとく現れて、サッとかごを出してくれました。
自分は気恥ずかしさをごまかすの半分で、「いやー、たしかにかごが必要ですよね!」とお礼を言いました(この辺りIQ低いです)。しかし、凄く気持ちが高揚したというか、ハイになりました。

で、『BUBKA』と『papyrus』と映画秘宝のムックを手に取ったあたりで、3000円で「タワレカード」が手に入るのを知っていたので、その額に届くよう、棚を物色していたんですが。
アップリンクのチラシ、たしか1/2から毎日午前に19作品だったかな、を入場料安めで上映するという企画についての奴があったので、うれしくなりました。(早川義夫氏関連のチラシもあった。)

【全19作品!】UPLINK午前十時半の映画祭
http://www.uplink.co.jp/factory/log/004249.php

ほかには、映画の棚に『荒木飛呂彦の奇妙なホラー映画論』、別のスペースに同書と『ジョジョリオン』の一巻があり、これまた我が意を得たりというか。

レジへ行くと、『ピングドラム』のDVDだかブルーレイだかの手書きのPOP? に「最終回、泣きました!」とあって(すげー個人的だな! でも書いた人は泣いたんだろうな。その熱量は伝わるし、もしかしたら坂上秋成のUSTまで観ている可能性も高いかも。)なんて頭に浮かんで思わずニヤけてしまいました。
レジでのやりとりも楽しかった(?)のですが割愛して、帰りにフリーペーパーの棚に落語のものを見つけて、やはり口元が緩んだですよ。表紙が柳家喬太郎のやつ。
すごーく昔に、池袋で、当時パチプロだった悪友と、春風亭昇太師匠とあと新潟さんもいたかしら、寄席を見に行った記憶がありますよ。あした順子・ひろしのお二方を見たのもそこだったかも。

で、気づいたら一枚もCDを買ってない。
凡庸な言葉だけれど、音楽に限らず、色んな分野の文化に対する敬愛の念があり、それらについての情報を発信して、多くの人に広めようという気概みたいなものを感じて、なんというか、非常に頼もしい気持ちになりました。また刺激を受けて自分もなんかやろうと思ったです。

※あとでかなり削ります(2011.1.4)

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