2019年11月12日火曜日

メモ:法治と自治

タイトルはしっくりこないのだが。

以前、町山智浩氏の番組で、アメリカ合衆国における堕胎手術の是非をテーマにした回があった。
なるほど、と思ったのが、氏による、だいたい次のような解説(たぶんに自分の考えも混ざっていると思う)。

これ(堕胎手術の是非)は、[敷衍すると、]
それぞれの州による自治と、合衆国政府の決めたルールによる統制(法治)という異なった枠組みの対決というふうに、抽象的にひろく受け取る事もできると。

現場現実系と理念系とでも呼べるか。
(元来の語彙力&不知と、メモのメモたるゆえんで、言葉の使い方がルースだが。もっと適切な用語があるかも。)

南北戦争と並べて置いてみると、別のものが取り出せるかもしれない。

話は急に折れ曲がるが、結局なにがいいたいかというと、
町山智浩氏の持っている強い関心の一つにミルトンの『失楽園』(とその周辺のテーマ)があって、それがこの法治と自治というテーマ(あるいはこっちの受け取り方)に、
独特の力を与えているんじゃないか、ということ。 (→秩序と自由 a.k.a. L/C)

「の」で終わる歌詞を思いついたサンボマスター(元400勝投手かどうかの判定は議論を呼ぶ)、たいしたものだと思うが、歌謡曲か、自分の知らない何かの影響かもしれない。

0 件のコメント: