先にTwitterで纏めて記した、群馬と茨城の人物紹介的なもの。これを、寸評を交えてここに分けて置いてゆきます。
第一回は、渡辺久信と大久保博元。
"ふたりでひとり"というか、両者武張っているものの、どこか甘い雰囲気のある群馬勢と、徹底してやる時はやる茨城勢という印象がある。じっさいナベQの寛容力はある程度引き締める人間がいてこそ、という説は説得力がある。
天狗党の一連の顛末を記した山田風太郎の『魔群の通過』という歴史小説があり、これがどうも血を血で洗う内部抗争の末にほぼ全滅、という凄まじき様相を呈していくらしい。前に映画『BR』について先輩と語っていたところ、「深作欣二は茨城出身なので、皆殺しの気風とリンクするかもしれないから」と薦められて読んでいなかったのは、自分の見識不足だった。行動力の増加、石頭の変質を睨みたい。
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