詰めが甘いと判断して、『バトル・ロワイアル』論を今週土曜(9/5)にサイトから一旦消します。
暫くは『ドン・キホーテ』精読(二読)と『パルプ・フィクション』論の英訳に注力します。
今の文章も非常に愛着あるんですが、未完成のキマイラであるのは事実かと腑に落ちたところがあり、ネットで公開という形では読み手を選びすぎないように突っ込み所をつぶすなり、読みやすくするなり、もちろん最高到達点を上昇させるなり、何らかの形で変えてゆきます。『銀河鉄道の夜』みたく、修正を続けていって、けっか異稿がたくさん存在してもよいかな、と。
いま自分がぶつかっているのは、「評論(批評)がエネルギーを注ぐ対象として『自分にとって』最善の形態なのか」という疑問の壁です。
知性を分割していくしか(当然)ない。
ある地点を越えれば、ぐっと視界がひらけると信じて、いまはギャロップ搭乗のアコーズ・コズン達みたいに地を這う感覚で。
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