2012年3月20日火曜日

仮面

ウオルィンスキイ(ウォルインスキー)のドストエフスキー『悪霊』論、『偉大なる憤怒の書』は序詞の「ヨナ」に続いて、「仮面」から始まるンだな。
主人公スタヴローギンの「顔」の描写についての考察だったと思う。

「太陽のごとく、小さきものも大いなるものも、正しきものも不正なるものも、ともに温め、新たなる生への胚種を芽生えせしむる神、「すべてのものなる神」に、彼は奉仕したのである。」
(ウオルィンスキイ「ヨナ」 埴谷雄高訳)

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