2011年8月21日日曜日

引用ノック0228:いい人もいるし、くだらない人、悪い人もいる

 また、「愛国」「天皇」を口にしながらも、どうしようもない人もいる。一体これは何なんだと思った。そして分かった。愛国運動をしているから、すべていい人ではない。愛国運動、右翼運動をしている人の中にも、いい人もいるし、くだらない人、悪い人もいる。どこの集団でも同じことだ。そんなことは当たり前のことかも知れない。だが、その当たり前のことが分かるのに何十年もかかった。

(鈴木邦男『愛国の昭和 戦争と死の七十年』「第六章 『日本沈没』は現代の「玉砕」か?」 講談社)

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