ガンダム劇場版三部作のみっつめ、『ガンダムⅢ』のラストシーンに思うところがあり、メモというか覚書。
自分は富野作品を余り見ていないのですが、大塚英志が『海のトリトン』のラストを評価していて、劇場版ではありますがそれを見ました。
確かにこれは、それまでの物語世界がひっくり返るような衝撃的なラストで、さいご「GO! GO! トリトン」と歌う主題歌が痛烈なアイロニーとして感ぜられました。
さて本題ですが、これを踏まえると、あの高名なアムロの台詞「(僕には帰るところがある。)こんなに嬉しいことはない」も、もしかしたら半ば皮肉なのではないかなー、と思ってます。
YOUTUBEのコメントか何かで、アムロは最後誰のところへ抱きついたのかわからないようになっている、というのをみて思ったんですが。
矢張りあのラスト、すごく寂しいのではないかと。
父母共に和解しないですしね。
アムロ視線で映るのが、ブライトとミライさん(後に結婚)、ハヤトとフラウ・ボゥ(のちに結婚)、そしてカイとセイラ(このふたりは微妙)と、「アムロ、居場所ないじゃん!」みたいなツッコミもありえるかなー、と。
とにかくアムロが最後キリストにならなかったのは確かですが、ハッピーエンドとも言い切れない、何ともやるせないラストのように今は思えて仕方がないです。
亡くなった飯島愛さんがガンダムを好きで、休日に見ては涙していたのは有名な話ですね。
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