2019年3月29日金曜日

ビアポンと今井

ジェフ・ベゾスが学生時代にピアポンを好きだったという話がある。

ビアポンというのは、ビールとピンポンが語源だったような。
ピンポン玉を順番に紙コップに放り込んで、外した奴は飲む。もしかしたら逆で、入れたほうが飲めるのだったかもしれません。
いずれにせよ、これが基本ルールで、全く、ただそれだけのゲーム、もしくはスポーツであります。

ベゾスのピアポン好き、評伝を読んで一番の収穫はこれでした。


今井雄太郎。確か完全試合も達成していた筈ですが、景気付けに酒を飲んでマウンドに上がり、酒仙投手なんて呼ばれていたような。
『俺たちの旅』の部長、あるいは刑事ドラマに出てくる悲哀を帯びたゲスト犯人顔。もしくは蟹江敬三。
(タイプは違うけれど、『幻に賭けろ』の理論家今井と通底する何かがあるのかもしれません。)

大野雄大という、大問題大注目投手がいるのですが。
喋れば喋るほど調子が出てきたという逸話を持つ広島の背番号40、勝てば勝つほど酔わされていくピアポン、これらに因んで、大野も喋りながら投げていくというのはどうだろうか。
桑田が呟いていたのはよく目にしましたが、雄大の(おそらく)くだらないマシンガントークと共に、ピッチングも楽しめるなんて最高じゃありませんか。(出囃子はスキャットマンジョンか「恋とマシンガン」あたりどうでしょう。)
好投が続いたら、ロージンバッグの横は無理でも、ベンチ裏へ、キンキンに冷えたアサヒスーパードライが仕込まれる。
サイコロを振って、出た目の数だけリクエストできる(あるいはそれが一イニングに許容されるアウトの数になる)など、プロはともかく草野球なら随時、ランダム要素を入れると楽しい気がしますが果たして。

菅野は、あの未だに予備校通ってそうな風貌が別だったら、菅野本人に対する誘惑は数百倍だったと思いませんか。

このエントリ(投稿)は長くなったので、開幕前に各球団寸評を投下できれば。

外野手が飽和状態になりやすいのを見てると、あぶれ者で作った13番目の球団とかロマンがありますな(唐突な落雷イベント付き)。

1 件のコメント:

坪井野球 さんのコメント...

本宮ひろ志『群竜伝』