六一九
部室だったか研究室だったか忘れたが、先々々代くらいの散らかしていった備品を盛大に片付けた記憶がある。そういうのは、ほんと気が乗らないよね。ということで、筋論で担当者でも、本当に責任ある奴はずらかってたり、ていう状況は各方面ありやりきれないでしょうな。規模大だったり公共性つよかったり、ということなら是正も必要でしょうか。
まで、上のは全部バスク族についてのウンチクを披露するような逃避で、やらなきゃいけないことばかりだ。
夜、台風ということだが軽装で出かける。
なかなか血の通った一日になったような気がするし、人から見りゃささやかだったり奇妙だったりするかもしれないが、それなりに希望というかたのしみを再び見い出せていけそうな気もする。客観的にどんなに些細なことでも、にんげん望みが必要で。
組織にガッチリ属していた時、表にこそ出さないものの、みな各々の進み行きについて揺れていた記憶がある。その職場が極端だったとも余り思わない。
歌で「子供ができたり逮捕されたり」みたいなフレーズがあるくらい、人生コマを進めていくと大変。で先に行くほど細くなる、というモチーフはカイジの鉄骨渡りとか、グラスの『ブリキの太鼓』に出てきますな。もっと遡れるのかわからない。
温読書歴026: 鹿島茂『吉本隆明1968』 平凡社新書 2009
……名著と記してある。なぜ吉本隆明が影響力を持ったか、というのを小難しくないように語った本。が、サクサク読める感じではなかったかもしれない。第1章とあとがきだけ読めばよい、と控えてあるがこれは大体合ってるだろう。「メモ」として大衆の原像、ナショナリズム(ファシズム)と何故かハンス・ランダ大佐の名前がある。
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