六〇三
都知事選。小池百合子氏当確との由。千昌夫じゃないが、もう都に限らず政治は引っ掻き回しておもちゃにしている余裕がないように、疎いながらも感じるのだが。エリートにはエリートの矜持があって欲しい。
気ぜわしいというか、義務山積のため各パラグラフ箇条書きの要領で。まー今までもそうだったか。
『はじまりのうた』という映画のDVDを借りてそのままだ。事前情報ゼロの状態で見たいのだが、そりゃまあ、あんまし視聴Urgeされないよね。(面白いらしいと見聞きしたから、鑑賞しようとしているのだが。)『犬神家の一族』(1976)も面白かったわけだし、ほぼ面白いのは確定だろう。結局は体力由来でぐずってるのかな。昨晩ちと夜更かししすぎたか。『シン・ゴジラ』ほか気になるが中々懐がヒエヒエなので。不如意淡々と甘受な精神を。
世の中、どんどん殺伐としていくだろう。常識人にもタイプがあって、完全印象論だが、スクエア勢は状況に呼応する形で、情の無い振る舞いをしてゆくのかな。いずれにせよ、人は変わっていくので、様子を見てこのひとがまさか、みたいな形でずるずる引き込まれないようにしたい。変化や転身は仕方のないことだ。結局はマイペースの方が互いに資する。(ので、そのように為す)べし。
ちゃんと眠れてないか、頭があまり働いてないと判じたので、ここまで。
温読書歴004:
ジッド『狭き門』 山内義雄訳 新潮文庫、1956年
超絶プラトニック恋愛物だったと記憶。読んだ当時、かなりの低評価。バルザック『谷間のゆり』に似た主題(含意なし)。「ひとつのテーマを掘り下げているので、物語としての娯楽性には欠けるかもしれない」とメモしてある。「ただ、ラストの情景が見事」だとも。
相当むかしのログを掘り起こしてるので、当時の自分がどう感じていたかと併せて、ああだこうだ記す形式になるか。読んだのは5年以上前だが、当時は恋愛にそれほど関心がなかった。それを措いても、一部除きフランス文学と己は相性悪いかもしれない。それか、彼奴らを賞味するほど自分の舌が肥えてないか。
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