2016年4月24日日曜日

「歯車」の記憶 ほか二項

芥川龍之介の「歯車」、ラストは「疲れた。誰かほかの奴が続きを書いてくれ」みたいな内容だと覚えていた。のだが、青空文庫を確認したところ、ちょっと違うね。てか、ここまで異様に暗かったっけ?

http://www.aozora.gr.jp/cards/000879/files/40_15151.html

同じ人の別の作品やバージョンかもしれないので、時間決めて紙でサッと確認して生活のことに戻ろう。
ここまでくっそ退屈だったと思うので、逸話をふたつ。

・宛名が「龍之助」となっている郵便は問答無用で開封せずに捨てていたとか。芥川、いいぞ。
・いっぽう、太宰治はしょうもないような郵便にもイチイチ応対していて、坂口安吾に「そんなことやってるからお前はダメなんだ」見たいな事をいわれたとか。だが王貞治の年賀状エピソードのような美しさもある。

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