note about toradora!

自分に活を入れるべく、アニメ『とらドラ！』を見返してるんですが、やはり引き込まれますな。

特に冒頭、ここまで予告され主題が提示されていたのかと驚きます。
教室のロッカーもでてくるし、登場人物全員その後の行動と矛盾しない性格が抑えた筆で描かれている。

繰り返しになりますが、この作品をみると善く生きていこうという気概というか誇りみたいなものが僅かではありますが、芽生えてくるんですよ。
元気が出ます。自分は。

宮崎駿の『もののけ姫』冒頭をみて鈴木敏夫が「これはヒットする」という確信を持ったと誰かから聞いた記憶がありますが、それくらいの格調高さが序盤、終盤そして各所に見受けられるんだぞコラといいたい。
誉めすぎでしょ！ といわれればそうなのかもしれませんが、ひとが何かに夢中になったり、魅力を感じるということはそういことですので御暖読御寛恕を請う次第であります。

肝の感想としては、
「超人的でない」かつ「尊敬できる」登場人物たちが最高。
のうえに、物語としても奈辺に屹立してるのか転がってるのかようわからん現代文学とされている作品の二三枚上を行っているんじゃないですかね。

結論として、高須竜児か北川祐作のモノマネを練習しようかと。