冒頭、
すべての死者に捧げる……という言い方はあまりに安易すぎる。
(「インターネット上の名言集」より)
とあります。
詳しくは読書メーターに感想を書きましたが、ネット上の言説を見聞きしてその価値を冷静に認め、そのような存在からの視線を意識している点。及びそのことをほぼ明示的に表わしている点が卓抜であると感じました。
この前提をクリアしていない「文学作品」「純文学」の、なんとまあ多いことであるよ。
身も蓋もない現実、「王様は裸だ」を言った、と受け取りました。
今までずっと、文芸誌に書かれる文章っていうのは自分たちの「わからないこと」は「ないこと」にしてしまう──黙殺してしまう──んだな、と「外から」常々感じてきましたので。(逆の事も云えるかもしれませんが……。)
その書き手の覚悟、態度に改めて敬服します。
単行本化も楽しみ。
読書メーター感想
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/13908085
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