2011年8月6日土曜日

東浩紀『クォンタムファミリー』感想(一回目)

作中出てくる村上春樹『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』、そして『九十九十九』、作者自身の著作である『ゲーム的リアリズムの誕生』あたりは勿論だけれど、
高橋源一郎『ゴースト・バスターズ』はある程度意識されているように見受けた。
この小説、連載時のタイトルが『ファントム・クォンタム』だったらしいし。
複数世界で幽霊・亡霊的なものをモチーフにしているし、円環構造も共通する。

少し駆け足で読んだので、二回目は精読しよう。

0 件のコメント: