2010年12月27日月曜日

鶴見俊輔、三島由紀夫、東浩紀:日本人のよいところ

鶴見俊輔『近代とは何だろうか』で、日本人のよいところは、相手の(主張の)間違っているところを、正しいものとして受け取るという態度にある、という旨の文章を読んだ気がする。
この発言をたどっていくと、三島由紀夫につきあたるらしい。

鶴見俊輔=ベ平連の善意の人、三島由紀夫=華美な文体のファシスト、
というようなパブリック・イメージ、紋切り型の認識はまったくあてにならない。
し、そう思っている(た)あなたは率直に言って、ぬるい。
鶴見はごく若い頃からアナーキストだし、三島は非常に誠実な文学者だ。

敬愛する東浩紀が大塚英志はともかく、(現在の)宮台真司を非常に評価していて、意外に思ったが、おそらく自分(坪井)の目がフシアナなだけだと思う。
東は減点法でなく、加点法で物事を考える身体を持っている。
──減点法(引き算)でやっていって、(ヨーロッパ、とくにフランス?)現代思想は先ぼそった(むろんいいものもあるが)、自分はそう直感する。

※以上、うろ覚えのメモなのであとで修正します。→しませんでした。

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