2010年12月13日月曜日

ロウ・イエ及び『スプリング・フィーバー』についてのメモ:浅井隆 2010.11.30

概ね、2010年11月30日の、渋谷シネマライズにおける浅井隆氏の発言を元にしたメモ。差し障りのない範囲をさぐりつつ。
※情報の精度は低いです。

・ロウ・イエの次回作(?)はパリで撮られていているらしい。『花』、英語だと”Flowers”というタイトル。作品の舞台もパリ。アラブ系の青年と(中国系?)女性の恋の物語とか。

・ロウ・イエは編集に時間をかける。『スプリング・フィーバー』は半年かけた。

・ロウ・イエ監督作品『ふたりの人魚』、12月25日からアップリンクで再上映。

・浅井隆がロウ・イエの映像作品(『ふたりの人魚』)に出会ったのは、1999年(?)、ロッテルダム映画祭で。当時は15分の尺だったとか。

・『天安門──恋人たち』の性描写(と政治性?)が中国で問題となり、ロウ・イエは5年間、映画の上映・作成の中止処分を受ける。
だから、『SF(スプリング・フィーバー)』の、5月のカンヌ映画祭への出展は、ゲリラ的なものだったそう(この辺うろ覚え)。

・ロウ・イエは『ふたりの人魚』でも、2年間の撮影禁止を喰らっている。

・ロウ・イエいわく、自分の映画(及び行動?)の「政治性」だけを切り取って、「見出し」にされたくはないそう。(なので、この文章全体も、引用するならばなるべく全体のニュアンスを反映させていただけるとさいわいです。)

・『スプリング・フィーバー』は、「南京インディペンデント映画祭」にゲリラ的に出品し、なんとグランプリを受賞。主催者(?)が自分のリスクで、同作品を上映(?)した。

・愛と自由(この項、前後関係不明。ロウ・イエの発言?)

・「春風沈酔の夜」の郁達夫(ユウ・ダーフ)は東大に留学した経験がある。

・愛=「非政治的なもの」(発言者不明)

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