>
「ゴリオ爺さんをいじめるやつは、これからはぼくが相手になる!」[ラスティニャック]→「ヴォケーおっかさん」と、微笑しながら彼は言った、「こわがらないでくださいよ、これから菩提樹の下でピストルをためし射ちするからね」[ヴォートラン](平岡訳)
「ワッパ勝負 VS ボルサリーノ2」(曲名要確認)が似合うようなシーンがけっこうあると思う。
>山田 何作目かで『ペール・ゴリオ』という鍵になる作品を書いたとき、その構想が生まれたんです。一八三五年のことですが。
鹿島 『ペール・ゴリオ』でなぜその着想を得たかというと、主人公の一人としてラスティニャックという人物が出てくるんですけど、この人物は、『あら皮』って前に書いた小説の中ですでに出てきた人物なんです。その人物をもう一回使ったことで、人物再登場法というのを思いついた。前に端役だった人物を、今度は主人公として使うというアイディアです。しかも同じ人物の後日譚ではなく、前日譚を語るという形にしたんです。
(山田登世子・鹿島茂『バルザックがおもしろい』「対談Ⅰ バルザックはなぜ読まれてこなかったか」)
0 件のコメント:
コメントを投稿