2016年3月2日水曜日

book memo

2016年2月の読書メーター
読んだ本の数:16冊
読んだページ数:4781ページ
ナイス数:15ナイス

父の終焉日記・おらが春 他一篇 (岩波文庫)感想
比干&紂王(帝辛)と胸の七つのアナ(日記) ちう位也、あなた任せ(「おらが春」) 「おらが春」「我春集」ともに虚実ない交ぜの意外と複雑な仕掛けを構じた(日記体裁)区文集なのは驚いた。高名なあの句も私小説みたいなものの中に置かれているので、諸説解釈ゆらぎあり、一意の解釈(を気軽に伝承しようとする人)には眉唾要か。
読了日:2月1日 著者:小林一茶,矢羽勝幸

ソウルドロップの幽体研究 (ノン・ノベル)
読了日:2月2日 著者:上遠野浩平

門 (新潮文庫)
読了日:2月3日 著者:夏目漱石

本の雑誌393号感想
通読ではない
読了日:2月13日 著者:

映画秘宝EX にっぽんの刑事スーパーファイル (洋泉社MOOK)感想
まだ序盤だが、一文字辺りの情報密度が高い。中~上級者向きか。自分は初心者だが読みづらくはない。このジャンル好きなら元は充分取れそう。(通読後追加修正)
読了日:2月16日 著者:

「宇宙戦艦ヤマト」をつくった男 西崎義展の狂気感想
凄い
読了日:2月18日 著者:牧村康正,山田哲久

ネットビジネスの終わり (Voice select)感想
第四章、神学と漱石的白熱。追い込み脚質か
読了日:2月18日 著者:山本一郎

作り上げた利害 (岩波文庫)感想
MVP:法律博士 cf.ヴォートラン(リュシアン)とラスティニャック クレスピンとレアンドロ
読了日:2月19日 著者:ベナベンテ

アメリカの反知性主義感想
ムラあり。後半駆け足で。著者の立場は明確。プラグマティズム枢要か。アメリカの知識人が(ヨーロッパと比べて)自分の存在意義を疑いやすい点が、類推を呼び興味深い。総じて冗長とは感じた。
読了日:2月21日 著者:リチャード・ホーフスタッター

バトル・ロワイアル・インサイダー―BRI感想
幻の小道具、別の世界線、取材日記武器紹介等々見所多い。監督インタビュー読み応えあり、資料としても貴重か。ギンティ調の中毒性
読了日:2月21日 著者:高見広春,「バトル・ロワイアル」制作委員会,ギンティ小林

水滸伝 1 決定版 (希望コミックススペシャル)感想
武大 西門慶屋敷の悲劇 武松とあぶさん
読了日:2月22日 著者:横山光輝

水滸伝 2 決定版 (KIBO COMICSスペシャル) (希望コミックススペシャル)感想
宋江は山田趙雲の系譜 張大胆と王矮虎 無錫近くテーマパーク
読了日:2月23日 著者:横山光輝

宮沢賢治 (ちくま学芸文庫)感想
「「銀河鉄道の夜」の方へ」が入魂部分か。”ほんたう論”が非常に深い。評伝部分もいい。ファン過ぎるのか、全体に引いた部分と主の文のバランス悪くは感じる。『銀河鉄道の夜』は抜粋みるだけでも文章含め、凄くいい小説だと思う(若干頭はおかしいが)。宗教色つよく、哲学とも近い。長いのでバラ読みでも。
読了日:2月24日 著者:吉本隆明

水滸伝 3 決定版 (KIBO COMICSスペシャル) (希望コミックススペシャル)感想
コエンシャク登場時の演出
読了日:2月24日 著者:横山光輝

決定版水滸伝 4 (希望コミックススペシャル)感想
宋江と李キ(鉄牛)の後日譚、独自の道を歩んだ後のタイ王など興味湧いた
読了日:2月25日 著者:横山光輝

化け猫とめまいのスキャット―ブギーポップ・ダークリー (電撃文庫)感想
Q
読了日:2月26日 著者:上遠野浩平

読書メーター

0 件のコメント: