2012年6月13日水曜日

読者メモ:道化の民俗学(K)

・ヌミノーゼ→ルドルフ・オットー『聖なるもの』
・アルレッキーノについて
「即ちアルレッキーノは、人間の欠点とも考えられるものを一身に引き受けるのだ。ある文化のなかである時代に欠点と考えられるもの、ネガティヴに扱われている性格は、言い換えれば、人間がそこから疎外されている部分でもあるのだ。アルレッキーノは……疎外された部分を「阿呆」「道化」という仮面のもとに外在化させる。……スケープ・ゴートとしての機能をも帯びているのだ。」

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