2011年7月11日月曜日

引用ノック0197(携帯から)

最後にもう一ど、思想はつかうべきものである。思想は論ずるためだけにあるものではない。思想は西洋かぶれのプロ思想家の独占物ではないのであって、アマチュアたる土民のだれかれの自由な使用にゆだねるべきである。プロにはまかせておけない。アマチュア思想道を確立するべきである。
(「著作集」第12巻 273ページ)
(初出は「アマチュア思想家宣言」『思想の科学』 1954年)

桑原武夫が梅原猛に対して、二人は天才だと語ったのは、梅棹忠夫と鶴見俊輔のことだ。(小長谷有紀)

(『梅竿忠夫のことば』河出書房新社 2011年3月20日)

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