2017年12月21日木曜日

引用ノック0953:

それが不思議にも続きもので、右の端の崖の上に立っている三羽の鶴と、左の隅に翼をひろげて飛んでいる一羽の外は、距離にしたら約二三間の間悉く波で埋っていた。

(夏目漱石『行人』 新潮文庫(1952年):ほか青空文庫(1999年)など http://www.aozora.gr.jp/cards/000148/files/775_14942.html

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