七〇三
例えば十人でひと駅分歩くとして。足並み揃う揃わないがありますでしょうね。百人だとどうか。千人では。というようなことで、集団の規模に応じて、ルールと文化が変わっていくよバブ、というのを誰かが言っていた。元の発言となる本もあるんだろうが、というかあったハズだが、大枠で言わんとすることが分かれば、別にそこは重要でも本質でもありませんでしょう。一部の専門家を除いて。反せば。以下略。
ここ数日二食になっているのだが、突発的なもので、計画的に減量が必要である。
が、いまは余裕をもてない。
右大臣実朝(フィクション)も、滅びの兆しを教えてくれているからして。暗くて面白い小説、物語を読みたい。映画をみたい。(同時代のノン・フィクションは格別のものがあるだろうし、当然そこにも/そこには/そこにこそ物語がありますでしょう、バブ。)そう思いませんか。口調も内容もこのエントリはじゃっかん抹香くさいですかね。
冬になってきた気配があり、サイトウサンのビデオレター(フィクション)が思い出されます。あの主人公が撮った、肉を焼くシーンのあのお父さんは、矢張りたけしに似ている。思考散漫のため、今夜はここまで。よい夜を。
温読書歴0100-1: カーソン・マッカラーズ『心は孤独な狩人』 河野一郎訳 新潮文庫、1972
……不朽の名作。小ネタだが、ギリシャ人の肥満のアイツは、代を下るとMOTHERシリーズのポーキーになるような気がする。
100-2: 杉作J太郎『卒業―さらば、ワイルドターキーメン』 青林堂、1987(リバイバル版あり)
……不朽の名作。元のものは、目にしたことがない。リバイバル版に併録のSFものは短篇集という感じで、屋根の上の少女の話が記憶に残る。それは誰が先にやっているからとか、そういうのはどうでもいい。今回の二作もそうだが、いい作品というのは、自分にとって、静謐な雰囲気がある。もの凄く冗舌な漫談や、暴力描写とトラブルにまみれたような映画が寡黙ということは全然ありますでしょう。あたりまえだが重要なことは、いわゆる定期ポスト的に記す。活字やフォントじゃなきゃ繰り返すわけで。ま、理屈はどうでもいいです。
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