2016年8月27日土曜日

鍵盤一打H280825木:

六二八

 朝、野菜炒め。昼、揚物おかず。夜、食パン。

 連絡が億劫なの、結局は張り合いとかそんなものがきっかけで、抵抗が変動する世界なんだろう。

 あした、カナブンの力つきたところを発見するだろう。魔人竜 GOの世界。があるかは知らんが想像は膨らむ。

温読書歴025: ダンテ『神曲 地獄篇』 平川祐弘訳 河出文庫 2008
……『失楽園』はサタンが主人公でもないが、そう読める(読めてしまう)のも事実。再構成・翻案された『ドレの~』シリーズが比較的短い分量でエッセンスを含んでいて読みやすいだろう。この辺のは伊達に時のふるいにかけられて残ってない。が、古臭い所もある。自分は到達点で見る。年とともにたいてい自由に出来る時間は少なくなっていく。同時に年経た人間でこそ味わえるような作品もある。例えば老いがテーマのひとつである『ファウスト』とか。どうにもならない挫折ってのも、若者とそうでない人間では違うので、作者の執筆時年令を見るというのはアリか。大家巨匠による、自身の円熟とからみ合った古典的作品という趣きあり(『神曲』)。冒頭だけでも。後は飽きたら投げてもいいと思う。

訳が平明で読みやすかった。 
たぶん、一般のイメージより余程面白い(エンターテイメント的な意味で)と思う。 
第三十四歌、コキュトスのサタンが印象に残る。 
このあと、煉獄篇なのだけれど、興味としてはサタンを主人公にした『失楽園』のほうが読みたいなあ。

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