六〇四
漫然と起きている状態だ。無駄な時間をどうするか。自動化、ルーチン化急務。さしあたり目前の書類整理整頓か。この項(エントリ)書き終え次第馳せ参じる(目の前にあるが)。
(追記:朝たす……予定だったのが火曜の夜深くになった。日中、消耗するやりとりがあったのも関係しているか。約束を忘れていたり、結局全体像を踏まえるのがしんどいので細部に逃げてるというのが正直な所だ。)
温読書歴005,006,007:
終わりそうにもないし、勿体ぶるほどの事も控えてないので、ガンガン放出しますよ。
005 ボリス・ヴィアン『心臓抜き』滝田文彦訳 早川書房、2001年
……よく憶えてないが村かどこかの話だったかな。当時、もの凄い低評価を付けている。冗長で停滞感あり、キレなし。ということらしいが本当か。心許ないが、単独で面白くない小説。一読して響きづらい長篇小説。やっぱいかんでしょ。『日々の泡』はベスト30には余裕で入る位好きだが。訳があまりよくないと言ってるが、これも根拠あるのかな。変な日本語が多いと感じたのか。
006 クロード・レヴィ=ストロース『野生の思考』
……往時、チューリンガの部分をパルプ・フィクション論に引用して孫引きだろうと叱責を喰らった記憶がある。一応ひととおり読んだんだが、余程アホだと思われてたんだろう。今なら範疇論その他もそれなりに読める気がする。てかこういう論考は見立てがないと置いてきぼりを食らうやね。暗黙に知識が前提されてるパターンもあるので気をつけ力蓄えましょうぞ。(あるいは読み飛ばしましょうぞ。)細部でキレキレ(ミニアチュア論など)なので、いかにもフランス(=非ドイツ)的だと感じる。カウンターというか、思想界隈での左派みたいなポジションと捉えると若干雑駁なもののイメージし易いのでは。思想・哲学に対しての考え方が、ヨーロッパ内でも各々色があるの面白いやね。俺にはフランス(現代)思想は合わない気がする。この本は名著と思うが(あまり読みこなせてないが)。このあと名前が出てくるかもだが、橋爪大三郎の『はじめての構造主義』は好著なので推せる。内田樹の類書は知らん。(付記:『野生の~』は大きなことをいくつか言ってる(筈)。底に流れる水脈の一つは「(こいつら)考え、なし!」 と見えるところに思考(思想)があるやで、見たいなだったと思う。
007 高橋和巳『悲の器』
……筋を覚えていない。なにか賞をとってる。という情けない感想が残っている。通り過ぎただけの読書だったんだろう。和巳は『邪宗門』が頗る面白いよ。
0 件のコメント:
コメントを投稿