2013年9月22日日曜日

柴田翔と『ノルウェイの森』

今日、ドイツ文学史かなんかの本で監修が柴田翔になっていて思い出したんだけど、
柴田翔の小説『されどわれらが日々』へのオマージュが『ノルウェイの森』にある。上野の駅のシーン。
『ノルウェイの森』の背景に学生運動があると思えば、そう読めるようになっている。

『ライ麦でつかまえて』『キャッチャー・イン・ザ・ライ』は戦争小説だし、『ノルウェイの森』は全共闘運動挫折の影響下で描かれてる。
サリンジャー=若者向け青春小説、太宰治=人間失格でイメージ止まってる輩があれこれ工業排水みたいな言説を垂れ流してるのとか、とてもみてられん。
自分の知らないジャンルを正当に評価することは無理だし、そこに価値を見出さないからこそ詳しくないんだろうけど。
やれん、じっさい。

リテラシーのない奴ほど安易に否定して責任取らないから、スマートな流し方を用意しておきたいな。
とにかく要領いいだけのインテリ気取りはお腹いっぱい。
俺も当然インテリじゃないけど。
罰として図々しい輩には失笑すら与えないことにしよう。底意地悪いんですよ。
有能アピール競争とか本当どうでもいいや。

1 件のコメント:

坪井野球 さんのコメント...

いま見返すと、ムダに攻撃的な気もする。
とにかく、対象を狭めてないので、不要にひとを不快にさせる文章かも。
言い回しと、精密性を改善することでより多くの人の共感を得ると考えてるので、修正するかもです。
ほかの論などもそうだけど、読み返すと色々恥ずかしいと思ったり、また自分の書いた文章なので当然ながら頷いたり。