2012年5月7日月曜日

引用ノック0409:率直さ

前回の東書簡を読んで、内容的に笠井に宛てられたものであると判断し、返信を書くことにします。文中には、「もはやレトリックを駆使している場合ではないと思うので、失礼を承知で率直に記します」という箇所があります。しかし、このように率直な対立点の提起が議論を進める上では不可欠でしょう。僕は少しも「失礼」とは感じませんでした。

(「第一四信 「敵」の消失 笠井潔から東浩紀への手紙」 東浩紀・笠井潔『動物化する世界の中で』)

0 件のコメント: