ヒエログリフには二四ほどのアルファベット(単音文字)というのがあって、基本的な音を表わすことができます。ただし母音(日本語でいえばア行の音)は書き表さないので、適当に読むしかありません。たとえば、本書にしばしば出てくるオシリスという神の名は、アルファベットだけならば、w-s-j-r というように書かれていますが、これはウシールというように発音されていただろうと思います。しかし確実なことはいえません(オシリスというのは、ギリシア人が伝えた読み方です)。
(矢島文夫『エジプトの神話 兄弟神のあらそい』「はじめに──ピラミッドを築いた人たち」)
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