2011年10月9日日曜日

引用ノック0268:トラブルなう;第一章より

時期は冬だった。待ち合わせの場所から、ギャングが指定したバーに行く途中、ライターが震えている。
「そんなに寒いの?」と聞くと「怖いんです」
なんて素直な奴なんだ。俺だって怖いよ。
横を見ると編集長は平気な顔をしている。「君、大丈夫なの?」
「ええ。今日は久田さんがいますから。」……俺も嫌だっつーの。

(久田将義『トラブルなう』「第1章◆アウトロー編」)

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