まだ笑い飯がM-1ロードを歩む以前、誰よりも早くその才能に目を付けた先輩が「バッファロー吾郎」の木村明浩だった。初めて笑い飯のライブを目にした時、木村は西田に「お前らは上方芸能の歴史を変えるかもわからへん」と伝えた。
「Wボケのスタイルというのは先輩方もやってらっしゃった。やすきよ(横山やすし・西川きよし)師匠とかね。ただ、ストーリーの中でボケとツッコミが臨機応変に、完全に立場が入れ替わるスタイルは見たことがなかった。野球にたとえるなら笑い飯はスイッチヒッターなんです」(木村)
(『週刊ポスト』柳川悠二「直前密着! 笑い飯「最後のM-1」10度目の正直や!」より)
0 件のコメント:
コメントを投稿