2010年12月5日日曜日

覚書

『闇金ウシジマくん』について。既に散々言われているかもしれないけれど、作者に迷惑かかるかもだけど、我慢できなくて、覚書。12.3のANN放送から、日本社会の暗黙の了解が変わってきている気がするので。
現時点で、1~3巻、14巻(スーパータクシーくん編)だけしか読んでいないが。
『ウシジマくん』は、ドラえもんのいなくなった世界、日本(=「助けて~ドラえもん~」が禁じ手となった世界)の、『ドラえもん』の物語だ。直観だけどね。
ツッコミ歓迎。

主人公「丑嶋馨」=のび太。
根拠はめがねをかけている、それだけ。
 山羊のようなあごひげは、西洋の悪魔(ルシファー、サタン)のイメージだろうか。
 女占い師(『千と千尋の神隠し』の湯婆・銭婆からサタン・のび太へという流れ? ミルトン『失楽園』読むべ)

サブキャラ1「滑皮秀信」=スネ男
これはかなり根拠あり。滑皮=骨川。偶然にしては、できすぎている。
 「秀信」は、秀吉と信長のミックス? とテキトーに言ってみる。
 あとモデルの1人は、ロンブー淳かな。出っ歯だし。メタメタ頭いいし。上下関係にうるさい(?)し。

サブキャラ2「愛沢浩司」=ジャイアン
これは(も)根拠薄し。お腹がブヨブヨ、頭がよくない、貧乏、などの要素から。
 日本のヤンキーに関しては、余りにも色々なイメージの蓄積があるし、自分はそういう人生を生きてきていないので、その一部だけ、自分のわかる範囲だけで書きます。(ナンシー関か、根本敬? が、〔日本の〕世の中の九割はヤンキーとファンシーでできてる、と言ったらしい。あと、彼女は、日本のヤンキーは絶滅しない、みたいなことも言っていたような。)
 愛沢=『カメレオン』(加瀬あつしの漫画)の、相沢直樹から?
http://d.hatena.ne.jp/ayuasano/20080812/1218516547 
http://bit.ly/f4IwS8
 
 これも思いつき──てかすべて思いつきだけれど──、
1~3巻で、作者(真鍋昌平=学べ将兵?)は、ヤンキーとファンシーの影の部分に、きっちりとカタをつけたと思う。
 もう思想系・文学系の雑誌とかほとんど読んでねーけど、5年遅れ、10年遅れな感じだな。一部を除いて。「おままごと」な感じで、かったるい。無駄に文章なげーし。
 『群像』編集部のTWITTER式対談(?)は余りに酷くてダサくて5行ぐらいで放り出した記憶がある。『ユリイカ』は、十年後くらいに『ウシジマくん』の特集やるかな? そのときまで雑誌が生き延びてれば。

 テキトーに受けうったりしてもらえるとうれしいです。引用元書いてもらえると、さらに嬉しいです。

※そういえば、ドラえもんが来なければ、のび太は就職できず、自分で会社をつくる未来の筈だったな。(てんとう虫コミックス1巻に載っている、いま手元になし)
※「自分は奪う側にまわる」というのは、もしかしたら深作欣二『バトル・ロワイアル』の、相馬光子からきている、かも。 
(※部分、2010.12.5 22:30あたり加筆) 


※2011/9/2 追記
1巻で既にしずかちゃん、「フーゾクくん篇」ではドラえもんが出てくるという見方も可能ですね。
主人公とNO.1がすれ違うシーンはしびれました。


※2011/12/29 追記
今読むと如何にも鼻息が荒くて、内容(+その検証)と威張り具合が見合っておらず、恥ずかしく感じます。
ですが、削除するのもそれはそれで違うと感じるので。その旨を明記の上、修正を加えるかもしれません。

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