2010年12月5日日曜日

『群像』2010年11月号サッと目を通す

 加藤典洋の連載「村上春樹の短篇を英語で読む」(12→15)を読む。
──なんでいままで、これを読むことを思いつかなかったんだろう! 勿体無い!
でもいまからでも、第一回から読んでみようっと。
いままで自分は「頭部」と「胴体」ということでものごとを考えてきたけれど、そこに「心」というものがあるということを、加藤から教えられた。
イメージはほとばしるけれど、アウトプットは慎重にしてゆこう。

これと、高橋源一郎の連載(小説らしい)以外は触手が動かず。
高橋のは、最初の三行くらいで、ああこれは信頼できる、と思った。
このひとは、もうかっこいいとか、スマートとか、そういうところでは勝負してないし、本人もそういうことにあまり関心がないと思う。
頭が強いし、なんというか信用できる感じ。
一時期彼から離れていたけれど、やはりリスペクト。

ほかのものも、読めば当たりがあるかもしれないが、なにぶんこちらは「はずれ」かもしれない、まわりくどい文章を読んでる時間がないので。
保坂あたりは読めば面白いだろうけど、この人エラソーな印象があるからな。

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