2010年8月22日日曜日

橋本治「リア家の人々」

二重鍵括弧ではないので、雑誌で読みました。ラスト、単行本で変わっていないか要確認。
戦前から戦後、1968年まで。
フロベールのように、突き放して書いている。(高橋源一郎が絶賛していた『蝶のゆくえ』を、橋本自身がフロベールのように書いた、と言っていたな。)
しかし、虚のかたちでかすかに愛(?)がある。
また、橋本自身の『人形の家』でもある。

→課題図書ふたつ。フロベール『感情教育』、小熊英二『一九六八年』(タイトル、筆者うろ覚え)

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