ほんとは木人小論くらいなもんだけど、このタイトルで。
さて本題ですが、トールキン『指輪物語』にエントという、半木半人の種族が在りまして。
普段はえらく静かなんですが、一度怒るとまあ凄いんですな。
巨大な作品なので初読の少年時代も、再読した青年時代も全容を捉える読書は難かったですが、彼らは印象に残ってます。
吉本隆明が『宮沢賢治』で、宮沢本人がモデルとおぼしき木人が、口八丁手八丁で(異性とも)充実した実生活を送っている動物(たしか兎)に怒りを炸裂させる童話を評していたのを思い出しました。
動物に恨み辛みを抱く自分の限界や「どうしようもなさ」に宮沢は自覚的だったよ、みたいなことを吉本は言っていたような気がする。
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